猫耳インフォメーション

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子供の長引く耳垂れ…慢性中耳炎?ではなく、危険な病気のサインだった!

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子どもに多い中耳炎

 

私自身経験がなく、

 

長男次男も耳の病気とは無縁。

 

 

ですが三男が確か幼稚園年長の時。

 

初めて耳から汁が垂れてくるのを見て、

 

何やこれとΣ(゚д゚lll)

 

ビックリしたものです。

 

 

でも聞けば主人も中耳炎はよくなったと。

 

周りの子も夏のプールの時期には

 

しょっちゅう病院通いということもよく聞き、

 

あら、よくあることなのねと^_^;

 

最初から安心してかかり、

 

特に問題視してなかったのです。

 

 

これがその後、

 

大変な病気だったと気付くまでは…

 

 

 

 

いつまでも治らない耳だれ

 

 

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近所の耳鼻科に連れて行くと、

 

案の定中耳炎と診断されました。

 

飲み薬と、点耳薬をもらってしばらく様子見とのこと。

 

おかげで耳だれも次第におさまり、

 

症状はほんとにこの、耳だれだけだったので、

 

あっさり治るもんなんだなーと、

 

すっかり安心して、

 

プール授業にもすぐに参加させました。

 

 

でも、

 

薬がなくなって数日経つとまた耳だれが復活。

 

また薬をもらいに行って、

 

飲んでまた治る。

 

ということがしばらく続きました。

 

ひどいのは主に夏場で、冬は少しマシ?

 

なので私も油断して、

 

薬をもらいに行かない時期もあり…

 

三男も痛みや不快感など特に何もなかったことから、

 

なんとなくスッキリとはいかないまま、

 

気付けば最初の中耳炎の診断から2年も経っていました。

 

 

 

 

耳が全然聴こえてない!!

 

 

 

小学2年生の春の健康診断で、

 

聴力検査を受けました。

 

その結果がよくなかったようで、

 

かかりつけを受診するようにとの紙を、

 

学校からもらって帰ってきました。

 

 

そこには聴力検査の結果、

 

耳の聴こえレベルの数値やったのでしょう、

 

私にはわかりませんでしたが、

 

耳鼻科の先生が紙を見てビックリ!

 

左耳全然聴こえてないやんとΣ(゚д゚lll)

 

即刻切開して、

 

耳垂れの元である膿を出しきることになり、

 

鼓膜をレーザーで焼かれました。

 

かなり痛がっていましたが、

 

これで中の膿も出てスッキリ治る!

 

耳の聴こえも戻る!

 

私はよくわからないだけに、

 

まだ安心モードに浸っていたのでした。

 

 

 

ところがところが、

 

数日後の聴力検査でも、

 

聴力は全く戻っていませんでした。

 

首をかしげる先生。

 

さすがに不安になった私…

 

 

 

もしかしてと、

 

先生から初めて、

 

ある病気の可能性を知らされました。

 

確認するためにCTを撮って、明らかに判明。

 

病名は、

 

真珠腫性中耳炎でした。

 

 

 

 

ギリギリセーフで即手術!

 

 

 

真珠腫性中耳炎とは、

 

簡単に言うと、

 

耳の中側に皮膚の一部だそうですが、

 

白い膿が溜まる病気です。

 

中側だから初期では症状が出ず、

 

耳の中でいっぱいになって内側から鼓膜を破って漏れ出てきた…

 

それがこの耳だれでした。

 

 

今回も然り、

 

最初は単に中耳炎と診断されることが多いとのこと。

 

しかも三男は先天性だそうで、

 

生まれながらにもっていて、

 

生後からずっと、

 

この膿が少しずつ溜まり続けていたことになります。

 

この膿が白くて真珠のように丸いことから、

 

この名前がついたそうな。

 

いや実際見てみたらそうでもなかったけど(・・;)

 

 

この病気で怖いのは、

 

その膿…真珠腫は、

 

周りの組織や骨を次々と破壊し、溶かしてしまうということ。

 

 

8年間も増殖し続けていた三男の真珠腫は、

 

脳みそとの境界である膜ギリギリにまで至っていたようです。

 

 

もしその膜も溶かしてしまっていれば、

 

真珠腫は脳にも達し、

 

髄膜炎など、

 

重篤な病気に至る可能性もあったとか。

 

怖い…(ーー;)

 

 

耳が聴こえていなかったことも、

 

聴力を司る耳小骨という、

 

3つの小さな骨が溶けてなくなっていたことが原因でした。

 

 

3つ全てなくなっていれば、

 

もう一生聴こえないままと言われましたが、

 

幸いにも1つだけ残っていることがわかり、

 

聴力も回復できるとのこと(*゚▽゚*)

 

 

この手術は1年おきで2回するのが主流のようです。

 

 

1回目で真珠腫をできる限り取り除きます。

 

1回目の手術に関してはこちら

 

>>子供が真珠腫性中耳炎で手術!時間や入院期間はどれくらい?

 

約1年後の2回目で、

 

1回目で取りきれなかった真珠腫の除去と、

 

聴力の改善をするのだそう。

 

2回目の手術に関してはこちら

 

>>子供が真珠腫性中耳炎の手術で聴力の改善へ!

 

 

真珠腫の発見も、

 

聴力が回復できることも、

 

どれもギリギリのところでなんとか助けられ…

 

本当に感謝です!

 

 

見つけてくれた先生、

 

手術してくれた先生、

 

おじいちゃんおばあちゃん、

 

ご先祖様本当にありがとうございます

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

 

 

最後に

 

 

この病気、

 

たとえば私のような大人がなった場合は、

 

頭痛、めまいや吐き気など、

 

辛くて立ってもいられないほど大変な症状がでるらしいのです。

 

その点子どもはそうしたところは強いのか?

 

三男に関しては、

 

よかったのか悪かったのか、

 

耳だれ以外の症状は全くナシ。

 

でもこうして何かの形で表してくれてよかった。

 

手遅れにもならずに済みました。

 

 

あまり神経質になるのもよくないですが、

 

は!これはもしや!Σ(-?_-??)

 

なーんて、

 

ここぞという時にはアンテナがピンと張るようなw

 

日頃から多少なりとも緊張感を持って、

 

正しい生活を送りたいものですね(^-^)