早生まれの子、幼稚園は2年か3年か?
4月生まれと3月生まれ。
丸一年違っても同い年になりますよね。
体の大きさも一目瞭然!
この1年の差は大きい。
当然できることも月齢によって違う中で、
幼稚園では4月から一斉に同じ保育を受けて、
団体生活が始まります。
早生まれの子は2年保育の方がいい?
我が家の次男は、
2月末の早生まれです。
更に前回の記事にも書いたように、
生後1ヶ月で低体重児として大学病院へ(ノД`)
なんでもゆっくりくんの次男が、
3歳になってすぐ、
2ヶ月後の4月に、
みんなと同じようにできるのか?
オムツだって取れてない!
そんな不安があって、
当初我が家では、
2年保育の中途入園を考えていました。
でもギリギリになって結局、
3年保育で入園させました。
次男の成長を待って、
ある程度自分で身の回りのこと、
できるように、とはいかなくても、
自分のことは自分でと意識できるようになるまではと、
幼稚園はそれから行かせた方が安心と思っていたのです。
が!
それは間違っていたなと後でわかりました。
なぜなら、
次男の場合は、
周りのお友達に感化され、
それこそ劇的な成長があったからです。
・:*+.\((°ω° )
幼稚園の代わりに体操教室に行ったはいいけれど…
最初、
次男の幼稚園を2年保育と決めたものの、
4歳児になるまでの1年間、
さすがに何もしないわけにはと思い、
近所の体操教室に通わせようと体験に行きました。
そこは体操を教わるだけでなく、
短時間、長時間と選べる保育機能もありました。
マット運動、鉄棒、トランポリン。
順番にサーキットで子ども達が動いていく中で、
次男は順番を守れず、
大好きなトランポリンに集中。
先生の注意も無視!
そこはまあ、想定内であり、
これから集団生活の中で、
できるようになればいいと思いました。
でもあれ?
短時間ではあるけれど、
これって結局幼稚園に通うのと同じなのでは?
月謝も割高になるので、
考え直そうと体操教室をあとにしました。
その他、
サークル活動でのお友達との関わりや、
保健センターでの保健師さんとのやりとりなど。
私が考えることは全て外に向いていて、
幼稚園に通わないこの1年間に、
私自身がこの子のためにできることって…
何もないわけではないけれど、
何より私自身が外に求めているものが多く、
次男自身の成長にも、早い入園の方がいいのかもしれないとの思いに変わっていきました。
いきなりしゃべりだした!!
我が家の次男は、
私と離れることに関しては何の問題もありませんでした。
そのことも、小さいながらも早く行かせてあげようとの後押しにもなりました。
そして決断!
3歳1ヶ月で入園。
幼稚園生活がはじまりました。
この時点での次男の成長具合はというと、
*オムツはとれていない
*言葉はパパ、ママ、ニイニ、単語のみで二語文など皆無
*こちらの言っていることはだいたい理解できる
*食事は手づかみ
とまあこんな状態…標準以下ですねσ^_^;
入園式、
母の膝に座った状態でなんとかクリア!
式の後各教室に入って担任の先生との対面があり、
私は先生にあいさつしながらこちらの不安を少し伝えました。
と、
先生とそんな話をしている横で次男が突然、
「ナカノセンセイ」と!
この日この時初めて聞いたはずの担任の先生の名前を言ったのですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
こうして入園式当日に驚かされたのを始めに、
その翌日から次男は怒涛の快進撃?を開始しました!
「ヨウチエンイク」
との二語文が普通に出てきて、
初日の先生の名前然り、
お友達の顔と名前もあっというまに覚えて、
お迎えの時に教えてくれるようになりました。
そうです、
入園して2週間も経たないうちに、
二語文どころか、
私と簡単な会話ができるまでになったのです!!
そして、
給食が始まって幼稚園で過ごす時間が長くなって間もなく、
あっさりオムツも完全に取れました(*゚▽゚*)
最後に
ちょうどこの成長に至る時だったのか?
わからないけど、
このタイミングで幼稚園に入園したことは、
次男にとってすごくよかったのだと思いました。
絵本の時にじっと座って見られないとか、
急に教室を飛び出して上靴のまま運動場へ走ったりとか、
給食の食べこぼしとか、
そんな失敗はもちろんたくさんたくさんありました。
実はこの次男、
この幼稚園在園の間、
五歳の時に発達障害の診断を下されたのですが、
それにしても、
小学生となっている今、
授業中や給食の時間にウロウロしたりすることなく、
人並みに落ち着いた行動が出来るようになっているのは、
生活習慣を特に厳しく教えて下さった幼稚園での生活があったおかげです。
またそこに2年ではなく3年保育でままならないうちからしっかり見てもらえたことで、
いち早く発達検査を受けるきっかけを頂いたこともありがたかったです。
発達検査に至る経緯はまた別のお話として…
子育ては決して親の私一人だけでできるものではなく、
常にいろんな人の声を聞いて、
たくさんお世話になりながら成り立っているものと、今もつくづく感じています。